春のぽかぽかな日

森のそばの小さなお家に、「わんたん」という元気なわんちゃんがいました。わんたんの挿絵1

わんたんは、あたたかい日差しの中でひとやすみ。わんたんの挿絵2でもね、森からサクサクと足音が聞こえてきたんだよ。

わんたんは、サッと立ち上がって、音のする方へ行ってみると、森から大きな鹿さんが出てきました。わんたんの挿絵3わんたんは、家族を守るため、「ワンワン!」と大きな声で鹿さんをおどかしました。

鹿さんはびっくりして、さっと森の奥へ帰っていきました。わんたんの挿絵4

わんたんはとてもえらい仕事をしたから、またお家に戻って、おひさまの下でねんね。わんたんの挿絵5家族はわんたんがいるととっても安心。